浜名湖養鰻フルハシの歴史「ハウス養殖発祥の池」

浜名湖養鰻フルハシの歴史「ハウス養殖発祥の池」

Tomoki FuruhashiNov 19, '20

弊社は昭和43年に創業しましたが、現代の主流であるハウス養殖を日本で初めて成功させた1人が弊社創業者の古橋秀雄です。
かつて船頭だった秀雄は、小舟と自らの手足で石材を運び、塩害が酷かった田んぼを転用して鰻の養殖池を造り上げました。


しかし、当時露地池養殖が主流だった浜名湖では、鰓腎炎という病気によって大壊滅の危機にありました。その中で鰻が棲みやすい年中温暖な水を作るために考えた末、思い至ったのがハウス養殖でした。


始めの内こそ「温室育ちの鰻はやわに決まっている」と買い取ってくれませんでしたが、あまりの品質の良さにたちまち評判になり、全国各地の養鰻家が見学に訪れるようになったそうです。
その後、若くして会社を任された2代目の元治が静岡県トップクラスの生産量を誇るまで池を拡張、当時21.2㎡しかなかった敷地面積も。現在は約5000坪にまで広がりました。

フルハシがここまで成長を遂げる事ができたのは、四六時中「どうすれば鰻にとって最高の池になるか」という事だけを考え続けた初代の鰻愛と、池をビニルハウスで覆うというとんでもない発想を生んだインスピレーション。

「最高の池づくりは土づくりから」と、県外の山奥に飛び出してまで最高の池土を探し当てた二代目の行動力と拘り。そして今まで支えてくれた故郷と鰻に感謝をし、地域ぐるみの活性化と資源保護活動にも尽力する三代目の可能性と責任感です。