浜名湖うなぎが美味しい理由 3選

浜名湖うなぎが美味しい理由 3選

Tomoki FuruhashiNov 19, '20

鰻の産地は全国各地にありますが、浜名湖にしかない魅力を3つご紹介します。

①唯一無二の水
浜名湖は「海の湖」とも呼ばれる全国でも珍しい汽水湖です。
緑豊かな南アルプスからの肥沃な伏流水と、川幅たった200mの今切口から入り込むミネラルたっぷりの海水が入り混じる事で、500種を超える魚介類が生息できる程の良質な栄養素が集まります。
私達浜名湖うなぎの生産者の多くは、その浜名湖の水の表層をそのまま引いて池づくりをするのではなく、洗練された地下水を汲み上げて育てています。

海沿いや地下浅い場所では海産魚であるヒラメ養殖に利用される程の潮水が湧き出てきますが、山奥や地下深い場所では地層で自然に濾された純度の高い淡水になるのです。
同じ地点であっても深さの違いで塩分濃度の異なる水が手に入る、魔法のような浜名湖の地下水。これは鰻を育てる上でも非常に有益で、普段は淡水で飼育しつつ、鰻の体調を整えたい時には塩加減を自在にコントロールして看護する事ができます。

②日本一温暖な気候
年間日照量も最高気温も日本一に輝いた事のある浜松市。そもそも浜名湖から鰻の養殖が始まった理由の一つに、鰻の生育に適した温暖な気候が挙げられます。
今の鰻養殖は池をビニルハウスで囲ったハウス養殖が主流となっていますが、これは安定した保温効果を求めたもので、元々温暖な浜名湖の気候を最大限に引き出すうってつけの構造なのです。
おかげで鰻がグングン育ちます。

③日本一長い養鰻の歴史
鰻の養殖は1900年にここ浜名湖で誕生しました。全盛期は500軒を超えた浜名湖うなぎ生産者ですが、現在は30軒未満。
現在は生産量こそ全国1位の座を明け渡しましたが、何度もふるいにかけられても尚生き残った生産者は皆、精鋭中の精鋭です。
日本一長い伝統の業と誇りを受け継いだ生産技術は決して他県に負けません。先人達の想いの詰まった歴史の味をご堪能下さい。